満足する心、感謝の心と質の良い睡眠

満足した1日を送ること、そして感謝する気持をしっかり持っていると、不眠になりにくいとも言われています。そこには精神医学のメカニズムがあったのです。

 

満足した1日と感謝の気持ち

満足した1日が終わると、ぐっすり眠れると言われています。確かに仕事をやり切った日や楽しい1日を送った日には、ぐっすり眠れるという体験を誰でも持っているのではないでしょうか。またつまらなかった日、不満足な日は不眠になりやすいようです。
しかし満足した1日を終えることは、なかなか今の時代難しいこと。いつもストレスを抱え、不満もいっぱい。そこで感謝の気持ちが大きく関係してくるのです。満足した1日でなくても、寝る前に感謝することができるとスムーズな睡眠が期待できます。例えば布団の中で今日も眠ることができることに感謝する心があれば、1つ一日の最後に満足ができます。

 

布団の中で無事に眠れることに対して当たり前と考えるか、有り難いと考えるかは人それぞれです。もし日中の間に病気や事故にあってしまえば、今頃病院のベッドかもしれません。テロでもあれば自宅があるかも分からないのです。つまり当たり前のようなことは、考え方によってはとても有り難いことなのではないでしょうか。

 

このようにちょっと感謝の気持ちを意識すると、「1日あれもこれも不満もあったけど、健康に1日終われることはとにかく有り難いことだ」と考えられるものです。この考えによって安らぎが訪れ、不眠の要因を抑制してくれます。

 

セロトニンとメラトニン

セロトニンの原料はトリプトファンというアミノ酸と言われていますが、メラトニンはセロトニンが作られ、分泌することで作られます。そこで昼間にセロトニンが活性化されると、夜はメラトニンが多く分泌されるということになります。
セロトニンを活性化させるには朝日をしっかり浴びて、適度な運動、そして触れあいが必要とのこと。触れあいとは人間関係だけでなく動物との触れあいなど、いろいろなものとの触れあいが今注目されています。

 

例えば寝る前に不満や不安が多ければ、その感情を抑えて不安を取り除こうと、セロトニンが分泌されて幸福感や心の安定を促進しようとします。しかしセロトニンとメラトニンは同時に分泌することはなく、セロトニンが分泌されればメラトニンの分泌はストップされるという関係にあります。
そのためセロトニンが寝る前に分泌されることで、メラトニンはなかなか分泌されなくなってしまい不眠原因につながるのです。睡眠前は安定した心や穏やかな心を持つことによって、セロトニン分泌がストップしメラトニンの分泌がスムーズに促進されます。このようなメカニズムからも、寝る前の穏やかな心はとても重要なのです。心配ごとを考えてしまうと眠れなくなるのは、このようなメカニズムが関係しています。

 

睡眠前に安定した心になるには

そのために1日の締めくくりの時間に、「今日一日良い日だった」と満足することが一番です。しかしそれができない場合は、とにかく心配ごとなどを忘れることなのです。そのためにジグゾーパズルなどはとてもおすすめです。
無心になって欠けているピースを探し、1つピースが見つかるだけで小さな満足感、達成感が湧いてきます。そんな小さな満足感こそ不眠対策になるのです。他にも静かな音楽を聞いてみるのもいいでしょう。例えば睡眠用の音楽で脳波に影響を与えるタイプのものもあります。

 

またスピリチュアル音楽が良いというのは、心が洗われるような満ち足りた気持にさせてくれるからなのです。スピリチュアル音楽は自分が存在していること自体、感謝の気持ちが溢れてくるタイプの音楽です。このように自分に合った方法を探して、睡眠の前に行う習慣を付けると脳も体も寝る準備がしやすくなります。