女性の不眠について

女性の不眠について考えるときには、やはり女性ホルモンとのかかわりも大きく関係するようです。また主婦の仕事などを考えると女性特有の不眠の原因を探ることができます。

 

女性の不眠と女性ホルモンの関係

女性ホルモンは思春期に急激に増え、20歳代でピークを迎え、あとはどんどん落ちる一方。特に閉経の5年ほど前からは、エストロゲンが急激に低下するので更年期障害が起きることも。女性は妊娠のためにエストロゲンとプロゲステロンが交互に優位になるという、月経周期というリズムがあります。更年期は月経周期の乱れが原因で起こる睡眠障害なども十分考えられるのです。

 

更年期の不眠

更年期にはエストロゲンが急激に低下することでホルモンバランスが乱れ、それに刺激されて自律神経も乱れることから交感神経と副交感神経が迷走状態に。それによって睡眠のときに、交感神経から副交感神経にスムーズにチェンジすることができなくなります。
更年期独特の火照りのぼせやなど身体的なトラブルによっても、なかなか眠れなかったり、すぐに起きてしまうということにも。また更年期にはイライラも増え、そんなストレスによっても不眠が起こります。また更年期によって更年期鬱などを発症し、それによる睡眠障害が起こることも。このようにさまざまな更年期の障害によって、35%の女性が更年期に不眠を訴えているとのことです。

 

月経と不眠

月経前になると不眠を感じるという女性も多いようです。女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンが交互に優性になりますが、これらは睡眠の抑制と促進に影響を与えています。特にプロゲステロンは睡眠の質を低下させる作用があり、深い睡眠が減って夢を見ることが多くなり浅い睡眠が増えるとのこと。
プロゲステロンが優位になると日中に眠くなったり、心が落ち着かなくなりイライラすることも多くなります。しかし生理が始まって数日で、この状態は数日で解消されます。ただし「今日もまた眠れないんじゃないか」という精神的な恐怖によって、エストロゲンが優位になっても不眠が続くこともあります。できるだけ神経質にならず、周期的なものなので数日で良くなると気楽に考えることも大切です。

 

女性の仕事と不眠

女性の仕事というと、やはり家事や育児それに仕事など、とても長時間にわたって続きます。もちろん立場によって仕事は違いますが、やはり全体的に女性の方が睡眠時間が短くなる傾向があると言われています。特に子どもが小さい主婦の睡眠時間はとても短くなるのではないでしょうか。
また入浴なども自分の理想の時間に入ることができずに、不眠の要因ともなる寝る直前に入るしかないという場合もあります。このように女性は、いろいろな要因によって寝不足や不眠が起こりやすいのです。しかし逆に毎日疲れが強くスムーズに眠りに入り、短くても質の高い睡眠を得られる場合もあるとのこと。

 

女性の不眠対策

生理のための不眠は焦らず、静かにまた体調が戻るまで睡眠前の環境を整えて乗り越えましょう。また更年期などの場合も焦らないことが大切です。そして女性ホルモンを増やすような食事などを工夫したいものです。
なかなか睡眠時間がたっぷり取れない場合も焦らずに、短くても質の良い睡眠を心掛けましょう。そのためにもストレス解消法を探しておくといいでしょう。そしてやはり質の良い睡眠サプリなどをプラスすることで、より不眠対策ができるはずです。